六の宮の姫君

鈴木涼美「身体を売ったらサヨウナラ」を途中まで読んだ。なんだろう、もう読まなくても良いような気がする。

 

中村元「往生要集」を借りてきて読んでいた。妻が「中村元って、要するに仏教オタクでしょ。」とか抜かしやがった。が、それを否定する言葉も確かに見つからない。

 

鈴木涼美にも妻にも中村元の偉大さを語ったところで届かないのだろう、というか私だってどれだけその偉大さを理解してるか分からない。

 

中村元の訳した本を読んで、ひどく救われた気持ちになって眠れたつらい夜があった、というだけで、私には十分なのだけれど。